有ることは当たり前じゃない
有ることは当たり前じゃない
自分に起こるすべての事は自分の心が引き起こしていると思えるようになるには、辛い経験も必要だろうし、傷つく経験も必要だろうし、寂しさで枕を濡らす、そんな経験も必要だろう。
自分の心に何が潜んでいるんだろう、何があるんだろう、何度も深く深く自分の心に問いかける。
そうすると自分の心の奥に何が潜んでいるのか、何が間違っていたのかかすかにわかってくるようになる。
それがわからないうちは人のせいにするね。
誰々が何々したから傷ついたとか誰々が何々したから悔しいとか嫌いとか寂しいとか。
辛いことも寂しいことも全部自分の心が引き起こしていることなのに。
いつまでも甘えている人はいつまでも人のせいにして、人を愛することをせずに愛して愛してとしつこい。
抱きしめてもらいたい愛されたいなら、こちらが手を伸ばせるような、人となりになることだ。
こちらが手を差し伸べても強がりで平気なふりを繰り返す人は手を差し伸べてもらえないものだな。
見透かされているのに気づかない。
「有ることは当たり前じゃない」
愛されることも抱きしめられることも当たり前じゃない。
自分の心、如何で無くなるものだ。
有る時にはそれを当たり前にしていて、無くなるとそこに意識を向けてナイナイとしつこく言い続ける。
有ることは当たり前じゃない。有ることは難しいんだ。
だから、有るものに意識を向けて喜び感謝を表して歩む。
そうしたら、誰からも愛され抱きしめてもらえるようになるだろう。